2021年8月25日、Instagramの公式ブログにて「Breaking Down How Instagram Search Works(Instagram検索の仕組みの内訳)」を公開しました。
Instagramは、「検索」はユーザーが関心のあるアカウントやトピックを見つけるためのものであるため、ユーザーに関連性の高い結果を表示するようにしていると説明。具体的な方針も公表しました。
検索結果を表示するために、Instagramが参考にする情報
①入力された検索キーワード
②ユーザーの行動履歴
③検索結果に関する情報
最も重要なのは、やはり入力されたキーワードです。Instagramは、キーワードに合致するアカウントや投稿(のキャプション)、ハッシュタグを探すからです。
次に、検索したユーザーのInstagram上での行動履歴。過去にアクセスしたアカウントやフォローしているハッシュタグは、より上位に表示されるとのこと。
①②で絞り込んでもまだ検索結果が多い場合は、いいねやシェアの多い投稿や場所、フォロワーの多いアカウントなどが優先的に表示されるとのことです。
検索結果に表示されやすくする方法
①検索キーワードに合致するユーザーネーム/名前にする
②プロフィール(自己紹介)に検索キーワードや場所を含める
③キーワードやハッシュタグはキャプション(投稿本文)に含める
入力されたキーワードは、ユーザーネーム(アカウントID)や名前(プロフィール名)とも照合されます。
そのため、合致させたいキーワードがある場合はそれらを含めるようにとのこと。
例えばラーメン屋であれば、「ラーメン」という言葉を含むほうが良いでしょう。また、店名や商品名での指名検索が予想される場合は、英字/カタカナ/ひらがなのどれで検索されることが多いかを踏まえて決める必要がありそうです。
同様にプロフィールの自己紹介欄も重要です。名前を英字にした場合は自己紹介欄にカタカナを書く、といった方法も取れそうです。また、店舗など場所が固定されている場合は、ビジネスアカウントで位置情報を追加するとプロフィール欄に表示されるので、そちらも有効としています。
そして、キーワードやハッシュタグは、コメントではなくキャプションに書くようにとされています。
最近はハッシュタグをキャプションに入れずにコメントで投稿するスタイルもありますが、検索という意味では効果が弱いようです。
Instagramの検索機能が向上中!
今回のブログでは、Instagramがハッシュタグを必要としないキーワード検索や、画像・動画での検索結果表示にも対応することも発表されました(当面は英語の特定キーワードのみ。対象キーワードや言語は拡大予定)。
検索しやすさや検索精度はユーザーの利便性に直結するため、今後もアップデートが続きそうです。