日本のSNS普及率は約80%。ほとんどの方がなんらかのSNSを利用しています。
ビジネス活用における各SNSの違いはこちらの記事にまとめてあります。
この記事では、YouTubeの基本を解説します。
YouTube(ユーチューブ)とは?
毎日たくさんの動画がアップロードされているSNSがYouTubeです。
テレビを見ず、YouTubeを見ているという人も増えてきました。
見る専門のイメージがあるかもしれませんが、発信も無料でできます。
長編の動画だけでなく、短尺の縦動画を作れる「YouTubeショート」も盛り上がりをみせているので、「動画制作は時間とお金がかかりそう」と考えていた人にもチャンスが広がっています。
国内利用者数 | 約6,500万人 |
メインユーザー | 10~50代 |
主な投稿形式 | 動画 |
拡散範囲 | やや広い |
特徴 | 幅広いジャンルの動画がある 再生回数に応じて収益化可能 |
投稿作成の 難易度 | 難しい |
特徴
YouTubeの特徴は、主に以下の2点。
長編の動画をアップロードできる
InstagramやTwitterなど他のSNSでも動画をアップロードできますが、「動画を見るためのメディア」となるとYouTubeです。他のSNSに比べ、きちんと編集された動画が多いのも特徴。
それなりに長編の編集された動画をメインコンテンツとしていくなら、YouTubeがおすすめです。
YouTubeショートにも注目
YouTube=長編の横動画、というイメージがあるかもしれません。
しかし、動画を載せられるSNSの増加やTikTokなどで短尺の縦動画が流行していることを受け、YouTubeもショート動画(縦動画で尺が1分以内の動画)に力を入れ始めました。
収益を得るのはまだ難しいのですが、YouTubeにピックアップされると万単位の視聴数になることもあります。
条件を満たせば収益化が可能
登録者数1,000人・直近12ヶ月の総再生時間4,000時間という条件をクリアすれば、広告収益を得られるようになります。
動画再生中に表示される広告は離脱(視聴の中断)にもつながるので、集客目的であればデメリットもありますが、万単位の登録者を抱えるようになれば貴重な収益源にもなります。
こんな方におすすめ
たくさんの情報を詰め込められるのが動画の魅力。「商品やサービスの魅力を写真や文章では伝えきれない!」という場合は、動画の活用がおすすめです。
また、YouTubeではさまざまなジャンルの専門家がその専門知識やノウハウを提供しています。他の人が知らないような知識があれば、発信するネタに困りません。
ただし、それなりの需要があるものでないといくら有益でも再生されないのでジャンル選びは慎重に。
向いている業種
・美容関系(コスメ・美容院・ネイルサロンなど)
・不動産、建築関係
・スポーツ関係(フィットネス)
・士業(弁護士・税理士など)
・講師業(塾・料理・英語など)
顔を隠さずに動画に出演した方が親しみをもってもらえるのでおすすめです。
また、「講師業」のジャンルは講師業をビジネスにしている企業だけでなく、「魚屋さんが魚の捌き方を紹介」「シェフのお料理教室」など専門スキルを活かした幅広いアプローチが可能です。
活用方法
・お店の味を自宅で再現できるレシピ
・自分でも簡単にできるヘアアレンジやセルフネイル
・ダイエットのための筋トレ
など、ユーザーに有益な情報を発信すると見てもらえる確率があがり、お店の知名度アップにも繋がります。
視聴者が“動画を見ながら自分でできること”を発信すると反響を得られることが多いです。
ただ、YouTubeに動画を公開するには動画編集スキルが必須といっても過言ではありません。
・自分で編集する
・外部の人に頼む
など、どうするか検討する必要があります。
まとめ
無料で始められるとはいえ、他のSNSに比べてコンテンツ(動画)作成に時間やお金がかかるのがYouTubeです。
撮影機材などの初期投資はどれくらい必要か、企画・撮影できる人材がいるか、編集を含め外注するとすればどれくらい費用がかかるかなど、集客に見合う利益を得られるかどうかは慎重に判断する必要があります。