日本のSNS普及率は約80%。ほとんどの方がなんらかのSNSを利用しています。
ビジネス活用における各SNSの違いはこちらの記事にまとめてあります。
この記事では、Facebookの基本を解説します。
Facebook(フェイスブック)とは?
今回紹介するSNSの中で唯一「実名登録」が必要なSNS。
オフィシャル感が強く、ビジネス関係で使う人やリアルな友達との交流目的で使う人が多いです。
国内利用者数 | 約2,600万人 |
メインユーザー | 20~40代 |
主な投稿形式 | 文章 or 文章・画像 |
拡散範囲 | 狭い |
特徴 | 実名で登録 ビジネスで多く利用 |
投稿作成の難易度 | 簡単 |
なお、ビジネスで使うなら、個人ページではなくビジネス用の「Facebookページ」を作ることになります。
Facebook内に作るホームページのようなもので、Facebookページに運営者の個人情報を公開する必要はありません。
Facebookページの特徴
実名登録だからこその特徴がいくつかあります。
フォロワーの具体的な情報がわかる
Facebookページをフォローしてくれた人の情報が詳しくわかります。
どんな人が興味を持ってくれているのかが明確に分析できると、集客策を考えるのにも役立つでしょう
ビジネス情報を詳細に載せられる
ホームページのURLや住所、電話番号、営業時間、商品の価格帯などの情報をページにひとまとめにして載せられます。
SNSというよりも、公式サイトを作る感覚に近いかもしれません。
フォロワーが投稿する機能もある
Facebookページにフォロワーが投稿できる機能があります(投稿できない設定も可能)。
人数が増えて投稿が活発になれば、ファンクラブやサークルのようなコミュニティを形成できます。
こんな方におすすめ
Facebookは文字数が最大60,000字、写真・動画・URLリンクにも対応しています。
長文で発信したい方や、たくさんの情報を盛り込みたい方にぴったりです。
向いている業種
年齢層が比較的高くビジネス関係のユーザーが多いので、公式な発信が多い業種に向いています。
・セミナー関係
・旅行関係
・教育関係(学校・塾など)
・地方自治体
・公共機関
また、通販もなく「地元のお客さんで賑わってほしい」というお店の場合、TwitterやInstagramで万単位の匿名のフォロワーを目指してもあまり意味がありません。
地元密着型のお店は、利用者の多いInstagramで新商品の紹介などをしつつ、実名登録のFacebookで狭く深い交流をするという手もあります。
活用方法
InstagramはFacebookの子会社。なので、SNS同士で連携が可能です。
連携すると、Instagramの予約投稿や「ショッピング機能」などが利用でき、さらに便利になります。
また、意外と便利なのがライブ配信(Facebook Live)。
他SNSでもライブ配信はできますが、Facebook Liveでは、他SNSでは届かない年齢が高い層に見てもらえます。
ユーザー名やコメントを配信しながら見られるので、ユーザーとのコミュニケーションをリアルタイムで行えます。
まとめ
いまさらFacebook、と思われるかもしれません。
しかし、実店舗のリピーターとの交流を深めるのには有効ですし、「長文をしっかり読んでもらえるSNS」は他にはありません。
動画や写真も併用できるので、発信したい内容にハマるのであれば高い効果が期待できます。