様々な分野から注目されているYouTube。
最近は企業の公式チャンネルも増えています。
コロナ禍で、対面が当然だったことがオンライン化している流れもあるでしょう。
スマホがあれば、誰でも動画は撮れます。
でも「いざ始めよう!」と思っても、YouTube運営となるとわからないことだらけの方が多いと思います。
そんな時に役立つのが「動画編集の外注」。難しいことはプロに任せてしまおう!というわけです。
この記事では外注する際のメリット・デメリットについて解説します。
気になるコストやスムーズに依頼するためのポイントも紹介します!
動画編集の外注ってどうやるの?
いざ外注してみよう!と思っても、誰にどう頼めばいいのかよくわかりませんよね。
動画編集の外注先は主に2パターンあります。
制作代行会社に頼む方法
初めて外注する時におすすめなのが、制作代行会社に頼む方法です。
会社として専門に請け負っている以上、動画の一定のクオリティは保証されています。
そして発注から納品までの流れが決まっていることが多く、やりとりが比較的スムーズ。
どんな動画を作りたいかによって頼む会社や価格が変わってくるので、まずは問い合わせしてみるといいでしょう。
個人・フリーランスに頼む方法
最近は動画編集をできる人が増えてきているので、直接依頼することも可能です。
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサービスや「ココナラ」などのスキルマーケットを利用して依頼するのが一般的です。
人によって動画のクオリティに差があるので、過去の作品が載っているポートフォリオを見て、自分が求めているものとより近いものを制作できる人に依頼しましょう。
外注のメリット
お金を払って依頼するので、実際に頼む前にメリット・デメリットは知っておきたいですよね。
まずはメリットから説明します。
知識がなくても動画制作できる
動画撮影は簡単にできても編集となるとそうはいきません。
まず何を使って動画編集をするのか調べて...編集ソフトの使い方を勉強するところから始まります。
よりクオリティの高い動画を作りたい!となると、デザインの知識や画像加工ソフトの使い方も学ぶ必要があるでしょう。
さすがに今からすべて勉強するとなるとたくさんの時間と折れない心(重要)が必要なので、気が遠くなってしまいますね...。
外注すればそのような知識や技術を既に持っている人達に頼むことができるので、勉強する必要なしに自分の作りたい動画を制作できます。
時間・人員の節約ができる
「10分の動画の編集なんてすぐできるんじゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし実際に編集するとなると、
・必要なシーンだけを残すカット編集
・構成を考えて動画を繋げる
・BGM選定
・効果音選定
・動画の色合い調節
・テロップ入れ
などの作業が必要で、さらに「サムネイル」の制作も必要になります。
※サムネイルとは
YouTube上で検索されたり、アカウントのトップページに入った時に表示される静止画です。
動画の表紙のような役割をしてくれます。
1つの短い動画を作るのにも想像以上にやる事が多く手間がかかります。
気づいたら1日が終わってた...なんて事も十分にありえます。
撮影から編集を、本業と並行して少しずつ行ったら1本あたり1週間~2週間はかかってしまうでしょう。
動画が完成したらYouTubeにアップするという作業も加わってきます。
なかなか大変ですよね...。
動画専門のスタッフを雇うという手もありますが、それもなかなかのコストです。
外注すればその手間と人件費が一気に減ります。
撮影とYouTubeへのアップは自分で行って、編集を外注するという流れにするだけでもだいぶ楽になります。
クオリティの高い動画が出来上がる
なんと言っても頼む相手はプロ!
プロが作った動画は素人が作るものとはクオリティが段違いです。
それに加えて、YouTubeについて詳しい制作代行会社や動画編集者に依頼すれば、今までに培ったノウハウを活かして視聴者により受けがいい編集方法を提案してくれるでしょう。
外注のデメリット
続いては注意しておきたいデメリットを説明します。
外注先探しが面倒
動画制作への需要が高まり、制作代行会社や動画編集者も以前に比べると増えてきました。
「動画編集 代行」と検索するとズラーっと色々な会社が出てきます。
その中から、自分のイメージ通りの動画を制作してくれて尚且つ費用面でもピッタリ合う会社や編集者を見つけるのはなかなか大変です。
条件が合うところが見つかった後は継続して依頼していけばいいのですが、最初は手間と時間がどうしてもかかってきてしまいます。
まずはコツコツ問い合わせをしてみて相談するところから始めてみましょう。
コストがかかる
動画専門のスタッフを雇わなくて済むとはいえ、タダで編集してもらうわけにはいかないのでどうしてもコストはかかってきます。
大体いくらぐらいかかるのか一番気になるところですよね。
分かりやすいように表にまとめてみました。
相場早見表
※撮影料金は含まれていません
※動画の長さや月にアップする動画数によって値段が変動します
1本につきの値段に幅がありすぎ!と思われたかもしれません。
なぜこんなに幅があるかと言うと、作りたい動画の内容によって工数が変わるからです。
動画をカットして繋げて、数か所にテロップを入れるだけで終わりの簡単な編集なら工数が少ないのでその分費用も安くなります。
逆にアニメーションをたくさん使い、尚且つテロップもTV番組の様にデザインの凝ったものをたくさん入れてほしい!となると工数が増えるので費用も高くなるでしょう。
ちなみにチャンネル運営まで依頼すれば、
・YouTubeチャンネルの開設
・動画のアップロード
・サムネイル作成
・チャンネルの分析
ぐらいまではだいたいの会社がサービスとして行ってくれると思います。
細かい内容は会社によって違うので、何社か比較して決めるといいかもしれません。
内製との比較
相場早見表を見た時、「編集とチャンネル運営を頼むと結構するなあ...」と思われたかもしれません。
ではここで仮に
・撮影からチャンネル運営まで内製した場合
・撮影のみ内製、編集+チャンネル運営を外注した場合
この2パターンを比較してみましょう。
内製する場合、さすがに1人で全て受け持つのは大変すぎるので
・撮影+動画編集担当
・チャンネル運営担当
の2つの役割に分けて、本業と並行しつつ2人で運営する場合で例を出してみました。
こうやって人件費と比較してみると検討する価値はあるかもと思えてきますね。
何より内製した際の社員さんへの負担量(時間・作業量共に)がかなり違うので、そこが一番大きなポイントです。
本業が忙しくて時間をかけることができない!という方は一度検討してみるのもアリだと思います。
安定して発注できないかも?
個人やフリーランスの方に動画編集を依頼する場合、比較的安価で頼めることもあります。
それで理想通りの動画が完成したら最高ですよね!
ただ少し難点もあります。
個人やフリーランスの方に頼む場合、どうしても個人の事情に左右されてしまうことです。
多忙、病気、より好条件の仕事が舞い込んだ……などの事情で、納期が遅れたり、継続を断られたりするリスクがあります。
このあたりは、会社に頼んでいるとほとんど起きないトラブルですね。
外注する際にスムーズに依頼するためのポイント
せっかく外注するなら、こちらの手間はなるべく少なくしたいですよね。
手間を減らしてスムーズに依頼するためのポイントを説明します。
どこまで依頼するのか決めておく
編集だけを依頼するのか、それともチャンネル運営まで依頼するのか、どこまでを外注したいのか明確にしておく必要があります。
先程説明した通り、それによって価格やプランが変わってくるので重要な部分です。
そこがハッキリすれば外注先を選ぶ時に楽になりますし、問い合わせする時も自分の要望をスムーズに伝える事が出来ます。
問い合わせ先からもより的確な回答をもらえるでしょう。
作りたい動画のイメージを明確にしておく
1から動画を作るとなると、まず「どんな動画を作りたいか」のヒアリングから始まります。
使う色やフォント、BGMによって動画の印象はガラッと変わります。
「真面目な内容だから、ビジネスライクなかっちりした感じがいい」とか「YouTuberっぽいテロップがいっぱい出てきて、効果音もたくさんの動画がいい!」など色々要望がある方もいると思います。
イメージを明確にして伝えると、より自分の理想に近い動画が出来上がってきて修正も少なく済むでしょう。
言葉だけで説明すると、自分と相手の間で食い違いが生じる場合があるので、参考としたいYouTubeの動画など「既に完成して形になっているもの」を共有しておくと、イメージがしっかりと伝わるのでおすすめです!
ちなみに、修正は2回目以降有料の場合があります。
ぼんやりとしたイメージで依頼して、思ってたものと違うので何度も修正して余計な追加料金がかかってしまう...
そんなことを避けるためにも重要なポイントです。
信頼できる相手か見極める
初期の段階だと、納期をしっかりと守ってくれるのか、どのくらいの技術があるのか、わからない部分が多く、価格やプロフィールで判断しがちです。
しかしイメージ通りの動画を納期を守って継続的に納品してもらうには、お互いの信頼関係が重要です。
価格やプロフィールをしっかり確認するのはもちろん大切ですが、メッセージのやり取りや返信のスピードなどで、信頼できる相手かどうかをしっかり見極めてください。
まとめ
動画編集を外注するメリットデメリットに加えて、スムーズな依頼方法まで説明させていただきました。
この記事を参考にしてぜひ検討してみてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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