2022年2月8日にNECソリューションイノベータと株式会社フルタイムシステムの2社が、LINEで注文を受けた商品を駅のロッカーに届ける「テイクアウトステーション」の実証実験を開始しました。
「テイクアウトステーション」は商業施設内の商品を駅の専用のロッカー(以下フルタイムロッカー)で受け取るサービスです。
実験が行われているのはJR南船越駅前で、商業施設の「三井ショッピングパーク ららぽーとTOKYO-BAY(以下ららぽーとTOKYO-BAY)」内の店舗の商品を購入できます。
購入は「テイクアウトステーション」のLINE公式アカウントから行い、購入した商品は配送スタッフがフルタイムロッカーまで商品を配送します。その後、通知されたQRコードでロッカーの解錠をします。
以前より「ららぽーとTOKYO-BAY」の利用者から「並ばずに購入したい」「荷物を預けて買い物がしたい」との声が上がっており、今回はそのニーズに合わせた形でサービスが誕生しました。
もし今回の実証実験で成果が出れば、駅をはじめに様々な場所に専用ロッカーが設置され、快適に買い物ができるように整備されていくことも予想されます。
コロナ禍で普及したデリバリーサービスではコンビニで日用品の買い足しができたり、先日クックパッド株式会社が発表したサービスでは駅の改札で食材の受け取りができたりと、サービスによる買い物の多様化も起きています。
生活に必須な買い物という行動が新たなテクノロジーやサービスを通じて、今後どう変化していくのか気になるテーマの一つです。