自分で撮った動画を編集したいけど、パソコンを持ってないから本格的な編集は無理……なんて思ってませんか?
でも実はスマホだけでもクオリティの高い動画編集は可能で、InstagramやTikTokではそれで活躍しているインフルエンサーさんが多いです。YouTubeにも、スマホだけで編集している人がたくさんいます。
スマホで編集するにはアプリが必要ですが、動画編集アプリは多種多様。初めてのときは、どれを使ったらいいのかさっぱりわからないと思います。
そこで、今回私が実際に無料のものから有料のものまでいろんな動画編集アプリを使用して、特におすすめできるものを9つに厳選したので紹介いたします!最後に厳選した8つの比較もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
スマホだけでも動画編集はできる!
動画編集はパソコンでしかできない、というのは誤解。スマホ操作に慣れている人であれば、基本的な操作は逆にスマホの方がやりやすいかもしれません。パソコンと違い、撮影も編集も同じ端末でできる手軽さが強みです。
無料アプリ
無料体験のあるアプリは多いですが、期間限定のことも多いです。
ここでは、無料版で長く使い続けられるものを紹介します。
1.iPhone限定「iMovie」
BGMやテロップなど、基本的な編集が簡単にできます。4K解像度にも対応しており、MacなどのApple製品と連携して使えます。
有料版や課金:なし
広告表示:なし
透かし(ウォーターマーク):なし
アプリのダウンロードはこちらから
ios
〇長所・操作が簡単で編集しやすい・編集後そのままSNSに投稿できる・Apple製品と相性がいい
〇短所・難しい編集ができない
2.android限定「YouCut」
動画のカット、トリミング、分割などに特化しているandroid限定アプリ。音楽の追加や速度調整、トランジション、フィルタ、エフェクトなど一通りの動画編集機能は備わっているため、簡易的な動画編集に適しています。
画質は高品質/中品質/低品質から、解像度は2160p/1080p/720p/640p/480pから選べる仕様なので、動画の圧縮アプリとしても使用できます。
有料版や課金:年間540円/無期限1,420円
広告表示:課金で消せる
透かし(ウォーターマーク):なし
アプリのダウンロードはこちらから
android
〇長所・無料アプリとしては多機能
〇短所・エフェクトのプレビュー機能がない・フォントが少ない
3.無料でも多機能「VLLO」
無料で使える機能が豊富で、透かし(ウォーターマーク)が入りません。買い切りで多機能な有料版では、映像の中に映像を埋め込むPIP動画も作れます(iosのみ)。
有料版や課金:週間250円/月額550円/年間1,100円/無期限2,820円
広告表示:課金で消せる
透かし(ウォーターマーク):なし
アプリのダウンロードはこちらから
ios
android
〇長所・SNSに合わせたサイズで編集可能
〇短所・音楽のループ・リピートができない・漢字に対応していないフォントがある
4.ショートムービーに便利「VITA」
流行りのYouTube Shorts向けの編集アプリです。豊富なテンプレートを使用し、簡単に動画が作れます。
写真加工アプリで有名なSNOWが開発したもので、顔認識系のエフェクトもたくさんあります。
無料なのに透かしもなく、広告も気にならない程度です。
有料版や課金:なし
広告表示:あり
透かし(ウォーターマーク):無料で消せる
アプリのダウンロードはこちらから
ios
android
〇長所・ 無料なのにフォント、音楽、素材などが豊富・ 操作が簡単で編集しやすい
〇短所・ 難しい編集ができない
こちらの記事で詳しく解説しています!
5.GoProと連携できる「Quik」
アクションカメラとして有名なGoProと連携できるアプリ。スマホへのデータ転送が手軽で、すぐに編集できます。自動編集した動画をカスタマイズする手順なので専門知識がなくても操作しやすいですが、反面、自由度は低めです。
有料版や課金:月額600円/年間3000円
広告表示:なし
透かし(ウォーターマーク):なし
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ios
android
〇長所・写真や動画を選択するだけで、自動編集できる。
〇短所・自動編集はランダムで、好みの編集を選べない・動画の尺の設定ができない
有料アプリ
無料アプリと比べると、やはり有料アプリは多機能です。
ここで紹介する3つのアプリは、すべて無料で体験できます(期間限定だったり機能制限が厳しすぎたりして、無料版のまま使い続けるのは現実的ではありません)。
6.PC版はプロ御用達「Adobe Premiere Rush」
「いつでもどこにいても簡単に編集ができる」というコンセプトで、あらゆるデバイスやOSに対応しています。
価格:月額550円/年間3,800円
無料体験版:書き出し回数の制限やストレージ量などの制限が多いですが、すべてのコンテンツにアクセスができるので使い勝手を確かめるには充分です。
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ios
android
〇長所・日本語のチュートリアル動画があり、わかりやすい ・テンプレートが豊富・書き出しの設定変更ができる(解像度、フレームレートなど)
〇短所・クラウドにしか保存できない(パソコン本体や外付けSSDへの保存不可)
7.DVD・Blu-rayにも書き出せる「Power Director」
一般的な動画編集の機能をひととおり備えており、さまざまな機器やフォーマットに対応したエンコード出力も可能です。写真素材・効果音素材・トランジション・BGMが豊富で、使い放題なのも特長です。
価格:月額650円/3ヶ月1,080円/年間3,800円
無料体験版:7日間
アプリのダウンロードはこちらから
ios
android
〇長所・日本語のチュートリアル動画があり、わかりやすい・360°カメラにも対応・DVDやBlu-rayに書き出せる。
〇短所・ツールバーの操作やタイムラインの形状が独特で使いにくい人もいる
8.安くて使いやすい!「PerfectVideo」
無料版もありますが制限が厳しすぎるため、この記事では「有料アプリ」のカテゴリでご紹介することにしました。直感的な操作ができ、使いやすいアプリです。ios版に比べると、androidはやや性能が低めです。
価格:600円(買い切り)
無料版:体験版ではないが、機能制限が多い
アプリのダウンロードはこちらから
ios
〇長所・有料版にしては安く、買い切りである
〇短所・他の有料アプリと比べると、操作に不便な所がある
動画編集アプリ一覧
アプリ名 | 対応ios | 価格 | 透かし | 広告 |
iMovie | ios | 無料 | なし | なし |
YouCut | android | 無料/年間540円/無期限1,420円 | なし | あり |
VLLO | ios/android | 無料/週間250円/月額550円 /年間1,100円/無期限2,820円 | なし | あり |
VITA | ios/android | 無料 | なし | あり |
Quik | ios/android | 無料/月額550円/年間3,800円 | なし | なし |
Adobe Premiere Rush | ios/android | 無料/月額550円/年間3,800円 | なし | なし |
Power Director | ios/android | 無料/月額650円/3ヶ月1,080円 /年間3,800円 | なし | あり |
PerfectVideo | ios | 無料/600円(買い切り) | 課金 | なし |