日本のSNS普及率は約80%。ほとんどの方がなんらかのSNSを利用しています。
ビジネス活用における各SNSの違いはこちらの記事にまとめてあります。
この記事では、Twitterの基本を解説します。
Twitter(ツイッター)とは?
140字までという文字数制限がある短文SNS。
そのため、さらっと気軽に”つぶやく”ように発信できます。
全体的にゆるい雰囲気で、発信が他のSNSより多い傾向にあります。
テキスト(文章)だけでなく、画像や動画も添付可能です。
コメントや「いいね!」、直接メッセージをやりとりするDM(ダイレクトメール)の機能もあります。
国内利用者数 | 約4,500万人 |
メインユーザー | 10~30代 |
主な投稿形式 | 文章 or 文章・画像 |
拡散範囲 | 広い |
特徴 | 140文字までの短文 拡散力が強い リアルタイムな話題が豊富 |
投稿作成の難易度 | 簡単 |
特徴
Twitterの大きな特徴は、匿名性と拡散力、リアルタイム性です。
匿名性
ビジネス目的の人はほとんどが素性を明かしていますが、一般利用者はどこの誰かもわからない人が多数。Instagramのように写真を投稿しなくてもよいため、より匿名性が高いのです。
匿名性を利用して他人を誹謗中傷したり、過激な主張をする人もいます。
拡散力
Twitterには他人のツイートを自分のホーム画面で紹介する機能「リツイート」という機能があります。
必ずしもコメントを付加しなくてもよいため気軽に利用でき、おもしろいネタなどは爆発的に広がることがあります。
炎上には要注意!
匿名性が高く攻撃しやすいSNSでもあるので、広く拡散されるにつれて非難も増え、“炎上”してしまうこともあります。言葉の選び方には注意しましょう。
写真の隅に個人情報や不衛生なものが写っていないか、投稿前に確認することも必要です。
リアルタイム性
匿名性の高さゆえ気軽に投稿でき、ニュースを見るよりTwitterで検索する方が早いなんてこともあるほどです。
話題になっているキーワードは「トレンド」として目につきやすいようになっているので、“いまこの瞬間”起こっていることを見つけられます。
こんな方におすすめ
SNS運用者がリアルタイム性と気軽さを生かせるタイプだと、Twitter運用成功の確率が上がるでしょう。
画像や動画を用意する必要がなくテキストのみで発信できるので、新しい情報をリアルタイムに発信するのにはぴったりのSNSです。セール情報や新商品の案内にもよく使われています。
また、Twitterで流行ってるネタやゆるい感じを取り入れると、それがフォロワーにウケてたくさん拡散されることもあります。
公式アカウントだと固いイメージをもたれがちですが、「親しみやすさ」を演出できフォロワーとのコミュニケーションがとりやすくなるというメリットもあります。
あまり縛りをもたせず自由に運営するのをおすすめします。
向いている業種
どんな業種でも使いやすいのですが、写真を載せる必要がないので「形のないサービス」を扱っている業種の方にもおすすめです。
活用方法
ツイートにURLを貼れるので、拡散されれば自分のサイトや購入ページへ直接誘導できるのがTwitterの魅力。
ハッシュタグを付けることにより検索からの流入も期待できます。
リツイート機能の拡散力を利用してキャンペーン
フォロー・リツイートすることを条件に、クーポンや商品をプレゼントするキャンペーンがよく行われています。
ZOZOTOWN創業者の前澤友作氏の100万円プレゼントは特に大きな話題になりましたが、コンビニの新商品お試し企画等も多く、いろいろな企業が実施しています。
実際にプレゼント目当てでフォローするユーザーも多く、フォロワーを増やすのには有効です。懸賞目的のフォロワーが顧客になる可能性は低いものの、リツイートされればされるほどたくさんのユーザーに拡散されるので、有効な宣伝方法のひとつです。
まとめ
Twitterは写真もいらないので簡単そうに思えますが、スマホで簡単に写真が撮れる今、「140文字の文章を作って投稿すること」と「撮影した写真を投稿すること」はどちらがラクでしょうか?
短文だからこそ気の利いたおもしろいことを、と考えると、意外とハードルが高いものです。常連さんに臨時休業を告知したり新商品を紹介したりするのがメインであれば、“映える”写真は撮れなくても、Instagramのほうがいいかもしれません。
しかし、Twitterのリアルタイム性と気軽さにフィットする人が多いのも事実。
まずはアカウントを取得してみて、めまぐるしいスピード感についていけそうであれば、ぜひ使ってみてください。