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インフルエンサー起用でブランド力は上がる?費用対効果について解説

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インフルエンサーマーケティングの費用対効果は?売上やブランド力は上がるのか?
TwitterやInstagram、YoutubeなどのSNSでインフルエンサーが商品やサービスの宣伝をしていることは珍しくありません。
「今さらインフルエンサーマーケティングなんて...」
そう思ってる人もいると思いますが、一方で

「他の広告の費用対効果と比べてどうなのか?」
「今後の市場はどうなのか?」

ということも気になっているかもしれません。

果たして、インフルエンサーマーケティングは廃れかけているのでしょうか?
今回はインフルエンサーマーケティングの費用対効果と今後の市場について解説していきます。

目次

インフルエンサーマーケティングの基本


インフルエンサーマーケティングとは「SNSで影響力を持つ人に商品やサービスの宣伝を行ってもらい、売り上げやブランド力を伸ばすマーケティング手法」です。

どのSNSで発信するのが向いているか

やみくもにインフルエンサーを起用しても効果は見込めません。
まずは、どのSNSで発信すれば良いのか解説していきます。

・Youtube
TwitterやInstagramと比べて全世代での利用率が高く、ユーザー層の年齢は特に偏っていないので幅広い層に対しての宣伝が出来ます。
商品購入のリンクが概要欄に貼れるので、ECサイトとの相性愛称は抜群です!

・Instagram
10代〜30代の女性がユーザー層として多いため美容やファッション系などの宣伝が向いています。投稿にURLを貼れないので、ECサイトへ誘導するというよりブランド力の向上や、店舗への誘導が主な目的です。

・Twitter
拡散力がとても高く、Instagramと違い投稿に貼ったリンクがURLとして認識されるので、誘導からブランド力の向上まで幅広い目的でのPRが可能です。
年齢層は10〜20代がかなり多く、若者向けの商品やサービス、イベントなどの宣伝が効果的です。

インフルエンサーマーケティングのコストと費用対効果

では、実際に依頼するにはいくらくらいかかるのでしょうか?

費用の相場

インフルエンサーマーケティングの費用は、1フォロワーあたり〇円(フォロワー数×単価)で計算する方法がよく使われます。
とはいえ、フォロワーが1000人と1万人では数値の差以上に効果・影響力に差があるので、フォロワーが多い人ほど単価は上がります。
また、有名な芸能人やスポーツ選手になると事務所の取り分があるので、当然さらに高くなります。

相場はおおよそ1フォロワーあたり2~4円だと言われていますが、近年では投稿へのリアクション率やCV率も詳細に分析できますし、規約違反ながらフォロワーを買うことも不可能ではないため、フォロワー換算はナンセンスだという見方もあります。

また、信頼度の高いインフルエンサーほど慎重なので、「お金をもらえれば何でもPRします」というスタンスではないことが増えました。
逆に社会的意義のある商品・サービスの場合は相場より低めでも協力してもらえることもあります。

「ぜひこの人に!」と思う相手を見つけたら、正直に予算を伝えて相談してみることをおすすめします。節度と熱意を持って問い合わせれば、例え折り合わなかったとしても相手の気分を害することはないでしょう。

費用対効果は?

インフルエンサーマーケティングは費用対効果が良いと言われていますが本当のところはどうなのでしょうか?

インフルエンサーマーケティングのコストが分かったところで、次は他の広告と比べて費用対効果としては良いのかどうかについて解説していきます。

テレビCMや紙媒体の広告との比較

何万人、あるいは何千万というレベルの人の目に留まるテレビCMや紙媒体(新聞や雑誌)の広告と比べれば、インフルエンサーマーケティングは確実に費用対効果が高いと言えます。

テレビや紙媒体の広告となると製作費そのものが莫大ですし、放映費や掲載費もネットよりも高額。また、広く浅くリーチするので、認知度やブランド力は上がるものの「購買」という意味でのコンバージョン率はどしうしても低くなります。
比較相手としては規模が違うすぎるとはいえ、「利益額/広告費」という数値で見ればインフルエンサーマーケティングが上になるでしょう。

他のネット広告との比較

インフルエンサーマーケティングの場合、訴求は「インフルエンサーのフォロワー」から広がっていきます。
一方、その他のネット広告では、居住地や年齢でターゲットを設定します。

前者は「そのインフルエンサーに興味がある」という大きな共通点があり、データ上の属性だけで絞り込むよりもピンポイントな訴求ができます。
5万円かけて広告を出稿するより、インフルエンサーに拡散してもらうほうが効果高い、ということは充分にあり得ます。

ただ、ピンポイントな訴求は外した場合の痛手も大きいです。確実に効果を出すためには、インフルエンサーの選定と企画の深掘りが必須です。
フォロワー10万人以上の人に頼めばOK!といった考え方であれば、広告のほうがマシでしょう。

また、認知を高めることを目標に据えるのであれば、インフルエンサーによる単発の露出よりも、広く浅い広告のほうが効果が高いことも。
ネット広告で認知を広げ、追い風としてインフルエンサーに協力を仰ぐという合わせ技も良いと思います。

インフルエンサーとのマッチング


マッチングには自社で探す方法とキャスティング会社に依頼する2つの方法があります。インフルエンサーマーケティングの知見がある会社、またはSNSに精通した社員がいるのであれば自社で探して運用するのが良いでしょう。

そうではない場合はキャスティング会社に依頼するのも1つの手ですが、ジャンルやフォロワー数だけで機械的にマッチングされてしまうと「期待してたPRをしてもらえない」ということにもなるので、会社選びは慎重にしてください。

これからのインフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングの歴史は、2005年頃からブロガーを発端として広まったとされています。そこからSNSを主軸にしたインフルエンサーが増えていきました。
ではこの先インフルエンサーマーケティングはどうなっていくのでしょうか?

市場は成長していくのか?

まずはこのグラフを見てください。

https://digitalinfact.com/release201014-2/ より引用

インフルエンサーマーケティングは廃れかけているどころか寧ろ、年々市場は成長していく見込みになっています。ですが、市場が成長するということはインフルエンサーマーケティングを利用する競合他社も増えるということなので、より差別化した発信内容を企画する必要があります。

効率的に費用対効果を上げるには?

インフルエンサーマーケティングの費用対効果は、とにかく「インフルエンサーの選定」にかかっていると言えるでしょう。
まずは、そのインフルエンサーマーケティングでどんな効果を上げたいのか(認知度なのか、ブランド力なのか、売上なのか)を、目標設定を明確にすること。
そして、その目標達成のために大きな力になってくれそうなインフルエンサーを探すことです。

  • フォロワー◎万人くらい
  • 予算◎万円くらい
  • ターゲット層にマッチする年代、性別

といったざっくりした条件ではなく、紹介したい商品やサービスのファンになってくれそうなインフルエンサーを探すことです。
そうすれば、インフルエンサーのPR投稿もより自然なものになりますし、フォロワーへの訴求力も高くなるからです。

「フォロワーは決して多くないが、フォロワーの熱量が高い人」を見つけられれば、思いがけない低予算で高い効果を上げられる可能性もあります。

むやみにインフルエンサーを雇ってコストを消費するよりも、自分なりの最適解を見つける方が、時間はかかりますが、効率よく費用対効果を上げられるでしょう。

まとめ

本記事ではインフルエンサー起用でブランド力は上がるのか?と、費用対効果について解説しました。インフルエンサーマーケティングはまだまだ廃れているとは思えませんし逆に、これからも市場は成長していくと思います。

インフルエンサーマーケティングは確かに費用対効果はいいですがちゃんとした分析を行わないと結果は伴わないかもしれません。インフルエンサーマーケティングをする前に一度踏みとどまって目標や分析方法などを考えてみませんか?

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