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YouTubeの収益を24%源泉徴収!?Google Adsenseでの税務情報提出とは?

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最低限知っておくべきこと まず結論だけ言うと、 ・アメリカ在住者からGoogle Adsense収益を得ているYouTuberの ・Google Adsense収益に課税し、 ・24%源泉徴収します。※ ・アメリカに住んでいない人も対象ですが、 ・手続きすれば、日本在住者には課税しません。 ということ。 もっと簡単に言うと、「手続きすれば今まで通り、手続きしなければ全収益から24%差し引いて振り込みます」です。 日本語のチャンネルだから関係ない、と思ったあなた! アメリカには、40万人以上の日本人が住んでいます。日本語が堪能なアメリカ人、日本語を勉強中のアメリカ人だってたくさんいるでしょう。 あなたのチャンネルは、残念ながら(?)アメリカでも収益を上げています。 繰り返します。 Google Adsenseのアカウントを持っているYou Tuber全員が対象で、例外はありません! ※法人(ビジネスアカウント)の場合は、「アメリカで発生した収益の30%」です。

対象となる収益は?ブロガーは対象?

ところで今回の件はYouTubeのヘルプで通知されているのですが、Google AdSenseはYouTuber以外も使っていますよね。 Google AdSenseにYouTubeチャンネルを紐づけていないwebサイトやブログも対象になるのでしょうか? 2021年3月現在、答えは “NO”。 webサイトやブログのみを運営している方は、米国の税務情報の提出は不要です。 しかし今後については不明ですので、Google AdSense関連のメールや管理画面に表示されるお知らせは気にしておきましょう。

税務情報提出の手続き

手続きの流れ自体は、簡単。

AdSense アカウントにログインします。 [お支払い] をクリックします。
[設定を管理する] をクリックします。
[お支払いプロファイル] までスクロールし、[米国の税務情報] の横にある編集アイコンをクリックします。
[税務情報の管理] をクリックします。

引用元:Google への米国の税務情報の提出
https://support.google.com/youtube/answer/10390801?hl=ja
操作手順はこの記事の最後にまとめます。

手続きに必要なもの

・英語表記の住所
・マイナンバー
・法人番号(法人の場合)
英語表記の住所が分からない方はこちらのサービス「JuDress」をご使用ください。
マイナンバーは番号が分かればよいので、マイナンバーカードがなくても手続きは可能です。

手続きの期限

手続きの期限は2021年5月31日(月)まで!
早めに手続きを進めましょう。

期限までに手続きしないとどうなる?

期限までに手続きを完了できなかった場合、2021年6月以降の収益が源泉徴収対象になります。アカウントの種類で少し割合が違うので分けて説明します。

  • 個人アカウントの場合
    アメリカで収益が少しでも発生していた場合、「総収益」に対して24%が源泉徴収されます。
  • ビジネスアカウントの場合
    「米国で得た収益」に対して30%が源泉徴収されます。

自分のアカウントが個人かビジネスか分からない方はこちらの方法でご確認ください。
YouTubeでは自分の気づかないところでアメリカでの収益を生んでいることもあります。自分には無関係と思わず手続きをしておきましょう。

今回の変更の背景

今回Googleから、アメリカ国外に住むYouTuberに対する税の取り扱い方法が大きく変更されることが発表されました。
IRS(日本で言うところの国税庁)からの指導であると思われますが、
・アメリカ国外に住むYouTuberが
・アメリカで上げている収益も
・アメリカでの課税対象となる
ということです。
課税対象にする=アメリカが収益情報を把握する、ということなので、YouTuberはアメリカに税務情報を提出する必要が生じたわけです。
Googleはアメリカの会社ですから、アメリカの方針には従わなければなりませんよね。
またGoogleは、IRS(日本で言うところの国税庁)から3年ごともしくは状況の大きな変化があった場合に、税務情報を更新するように要請されているんだとか。
しかし日米には租税条約があり、二重課税(日本にもアメリカにも納税する)が起きないようになっているので、日本在住のYouTuberは手続きさえすればアメリカでの納税は免れます。

税務情報提出の操作ガイド

① AdSenseアカウントにログイン

 
② 左のタブから「お支払い」 をクリック



③ 「設定」の「設定を管理する」 をクリック

④ 「お支払いプロファイル」 までスクロールし、「アメリカ合衆国の税務情報」 の横にある「編集アイコン」をクリック

※こちらは税務情報提出後の画像です。未提出の場合は情報が表示されません。

 
⑤ 「税務情報の管理」をクリック

※こちらは税務情報提出後の画像です。未提出の場合は情報が表示されません。

 
⑥選択肢からご自身の税務状況に適したものを選択し進める
個人アカウントかビジネスアカウントで選択パターンが異なるので、大きく違う部分をまとめます。
なお、下記は一般的なケースですので、ビジネスアカウントの場合や大きな収益を上げている方は税理士に確認されることをおすすめします。
<個人アカウントの場合>

  • 口座の種類は「個人」を選択
  • W-8 納税申告用紙タイプは「W-8BEN」を選択
  • 納税者番号の「外国のTIN」とグレーで書かれている部分にマイナンバーを入力

<ビジネスアカウントの場合>

  • 口座の種類は「非個人 / 事業体」を選択
  • 個人事業主名に英語表記の会社名を入力
  • W-8 納税申告用紙タイプは「W-8BEN-E」を選択
  • 納税者番号の「外国のTIN」とグレーで書かれている部分に法人番号を入力

<共通の注意事項>

  • 特別な料率や条件はYouTubeをやっていれば3つともチェックを入れる
  • 租税条約は「はい」を選択
  • 書類のプレビューでは全てのフォームをダウンロードし、保管する

 
⑦送信完了メール・お支払い情報を確認

「Google Payments: 税務情報が承認されました」という件名で、承認に関するメールが届きます。また、AdSense管理画面の「お支払い」の部分で、提出日などの情報が表示されるので確認してください。
これで税務情報の提出は完了です。
選択肢は人・会社によって異なりますので、税理士さんに相談した上で手続きを進めるのが確実です。

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