人気YouTuberのサムネイルはどれも魅力的ですが、いざ自分で作ってみるとイマイチ…ということはありませんか?
ああいう感じのを作りたい!というイメージはあっても、なかなか作れないものですよね。
やっぱりそこはプロの仕事なのか…と思われがちですが、実はポイントを押さえれば素人でもそこそこ魅力的なサムネイルを作ることができます!
今回はデザイナーの著者がサムネイルを作る際のポイントを解説していきます。
実例を交えていきますので、サムネイルにもっとこだわりたい方は是非ご覧ください。
サムネイルはなぜ重要?
サムネイルは、視聴者がどの動画を視聴するか選定するための大事な要素になります。インパクトがあり印象に残るものや、知りたい動画の内容だと分からなければクリックされません。どれだけの視聴者に訴求ができるかはサムネイルにかかっているので動画の内容と同等に重要です。
サムネイルは動画の"顔"
動画の内容をまとめたものがサムネイルですが、ただまとめただけでは良くないです。まとめることは大事ですが、視聴者に見てもらうために「どのような動画」で「どんな見どころがあるのか」を伝える必要があります。これこそがサムネイルの役割になります。
サムネイル+タイトルがメッセージになる
これはサムネイルを作る際のテクニックにもなりますが、サムネイルとタイトルで役割は違います。サムネイルは動画の一部を切り取ったインパクトがある見た目で注目させ、タイトルは興味を持ったユーザに対して動画全体の内容がわかるようにする役割がそれぞれあります。
イメージとしては、インパクトがあるサムネイルで興味を引かせ、タイトルを読ませる認識で、サムネイルとタイトルがセットで重要となります。
サムネイル作成のポイント
ここからは実際にサムネイルを作る過程でのテクニックを紹介します。
続きが気になる部分を抜粋する
より多くの視聴者に見てもらうためには、先ほども紹介しましたが「どのような動画」で「どんな見どころがあるのか」を伝える必要があります。以下のサムネイルを見てください。
「ポップコーンを作ってみた」という動画ですが見た人は、「もの凄く大きいけどこれは本物?」「この後どうなるの?」と気になると思います。
ポイントは「視聴者が続きを気になるようにすること」で、それを意識することでクリック率が高いサムネイルになります。
インパクトのある画像と言葉を組み合わせる
視聴者に興味を引かせるために、イメージ画像や文字を使う方法です。
動画にメインで登場するものを大きく見せて強調することで、より分かりやすくなります。
以下はサムネイルですが、イメージ画像+大きいリアクション+インパクトのある言葉でついつい見てしまうと思います。
但し、過大に見せ過ぎて視聴者が落胆してしまうようなサムネイルはファンである視聴者が離れていってしまうので気をつけましょう。
シンプルかつオシャレに見せる
情報を限りなく減らし、シンプルにデザインをします。雰囲気を伝えたいVlog系の動画で主に使われています。
同じようなシンプルなサムネイルが並んでいますが、文字のサイズや色を揃えることで、全体に統一感が生まれて個性も出ますね。
サムネイルの基本
YouTubeが推奨しているサムネイルのルールはこちらになります。
解像度:1280*720 (16:9)
画像ファイル形式: JPG、GIF、PNGなど
画像サイズ:2 MB以下
これらを踏まえると、1280*780pxで作成しJPGもしくはPNGで保存すれば大丈夫です!
画像サイズですが、この大きさにリサイズすれば越えることはまずないので問題ありません。
ここで注意して欲しいのは、サムネイルが1280*780pxの大きさでは表示されないことです。作成したサムネイルをPCで見たときは完璧だったのに、実際に差し替えてYouTubeの動画一覧で見てみると「文字が小さくて見えない…」なんてこともあります。
人気YouTuberのサムネイルを見たりして勉強し、文字や強調したい画像のサイズには気をつけて作成しましょう。
サムネイルの変更方法
オリジナルで作成したサムネイルのことを、YouTubeでは「カスタムサムネイル」と呼びます。このカスタムサムネイルですが、変更するにあたってYouTubeアカウントを「確認済み」にする必要があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回はYouTubeで再生数を伸ばすオシャレなサムネイルの作り方について紹介してみましたが、いかがでしたか?
デザインには正解がなく悩むことも多いですが、悩んでいる人は今回紹介した手法を元に作ってみるといいかなと思います。慣れてきたら色々なアレンジを加え、個性を出してみましょう!
この記事を参考にして、再生数が伸びるサムネを是非作ってみてください。