個人だけでなく企業も、Webサイトやブログで情報発信する時代。
数あるWebサイトの中から一歩抜け出すための大切な要素のひとつが、「画像」です。
しかし無料素材だけでは、イメージに合う画像がなかったり、ダウンロード数や画像サイズに制約があったりと、限界があります。
そこでワンランク上のWebサイトにするために、コスパの良い高品質な有料画像サイトを紹介します。
価格や使用条件、用意されている画像の傾向なども整理しましたので、参考にしてください。
有料素材にするメリット
有料素材にするメリットは以下の3つです。
クリック率が上がる
有料素材だと圧倒的に画像のクオリティが高いので、アイキャッチが綺麗になります。
読者が一番最初に見る場所なので、そのクオリティが高いとクリックされる可能性も高くなります。
イメージ通りの画像が揃っている
無料素材だと、こんな画像が良いなと頭では浮かんでいるけど実際探すとなかなか見つからないということがありますよね。
そういったときに有料素材だとクオリティの高い素材がバリエーション豊富に揃っているので、イメージにあう画像が高確率で見つかります。
時間の節約になる
時間もコストです。
先ほど言ったのですが希望の画像が見つかりやすければ時間のコストもカットできるので非常に効率が上がります。
時給計算すると有料素材にしたほうが安くなるかもしれませんね。
おすすめ有料素材サイト
多数のブログメディア運営を受託した経験をもとに、今回は私の独断と偏見でコスパが良い有料画像素材サイトを4つ選びました。
PIXTA
PIXTAのおすすめ度
価格:★★★☆☆(6,380円/月額~)
クオリティ:★★★★☆
素材数:★★★★☆
枚数制限:25枚/日
素材の種類:写真素材・イラスト素材・ベクター素材・動画素材・音楽素材・ブランド素材・クリエイター素材
PIXTAの長所
①日本人に使いやすい仕様
運営会社が日本なので日本人の方には使いやすい仕様になっています。
例えば日本語検索でヒットする枚数が多かったり、チャットで気軽に問い合わせができたりするところは日本人が使いやすくなっていると感じます。
②日本人モデルの画像が多い
運営会社が日本なので日本人モデルの画像が多いです。
日本人の画像を使いたい方にはおすすめです。
PIXTAの短所
①料金が少し高め
他の有料画像素材サイトと比べると料金が6,380円/月額~と高めです。
費用をかけられない人にはおすすめできません。
②日ごとにダウンロード枚数制限がある
1日のダウンロード枚数が25枚と制限があります。
月間では750~775枚の計算ですが、「画像を選ぶのは月末の1週間に集中している」といったスケジュールで動いている場合は実際のダウンロード数は1/4程度になり、コストパフォーマンスが大幅に下がります。また、26枚以上必要になったときにとても不便です。
Shutterstock
Shutterstockのおすすめ度
価格:★★★☆☆(6,000円/月額~)
クオリティ:★★★★★
素材数:★★★★★
枚数制限:プランにより「無制限」または「月間ダウンロード数制限あり」
コスパ:★★★★☆
素材の種類:写真素材・ベクター素材・イラスト素材・エディトリアル素材・動画素材・音楽素材
Shutterstockの長所
①素材数の多さ
Shutterstockの一番の強みは31億点を越える素材があるということです。
希望の素材が一点だけでなく数点見つかってどれにしようかな?と選べるほどですね。
マイナーな海外の名所や料理もかなり網羅されているので、旅行やレシピ系のサイト運営にも向いています。
②ダウンロード枚数制限がない
他の有料画像素材サイトだと1日のダウンロード枚数が制限されていることが一般的です。
しかし、Shutterstockは1日のダウンロード制限がありません。
1日に多くの素材をダウンロードする方にはおすすめです。
③画像編集機能がある
他の有料画像素材サイトにはほとんどないエディター(画像編集機能)があります。
簡単な文字を入れたり画像サイズを変更したりできるのでアイキャッチ作成に便利な機能です。
これだけでも選ぶ価値はあります。
Shutterstockの短所
①料金が少し高め
他の有料画像素材サイトと比べると料金が6,000円/月額~と高めです。
費用をかけられない人にはおすすめできません。
②日本人の画像が少ない
運営会社の拠点がアメリカなので日本人の画像が他の有料画像素材サイトより少ないです。
日本人画像を多く使う方には向きません。
③日本語検索でヒットしないこともある
アメリカの会社運営なので日本語でヒットせず、英語で検索すると多くの画像が出てくることがあります。
日本人には少し不便なところかもしれません。
Adobeストック
Adobeストックのおすすめ度
価格:★★★★☆(3,480円/月額~)
クオリティ:★★★★☆
素材数:★★★★☆
枚数制限:有(25枚/日)
コスパ:★★★★☆
素材の種類:写真・イラスト素材・ベクター素材・動画素材・テンプレート素材・3D素材・エディトリアル素材
Adobeストックの長所
①無料体験ができる
登録してから30日間無料体験ができます。
その間に10素材ダウンロードができるので実際に体験してから継続するか決められます。
②AdobeのCCソフトとの連携ができる
「Photoshop CC」「Illustrator CC」「InDesign CC」との連携が可能です。
サンプル画像を入れてみて、イメージを先に見ることが可能です。
Adobeストックの短所
①日ごとにダウンロード枚数制限がある。
PIXTAと同じく、1日のダウンロード枚数が25枚と制限があります。
123RF
123RFのおすすめ度
価格:★★★★★(3,500円/月額~)
クオリティ:★★★☆☆
素材数:★★★☆☆
枚数制限:有(プランにより1日あたり5枚・26枚)
コスパ:★★★★☆
素材の種類:写真素材・イラスト素材・ベクター素材・動画素材・音楽素材
123RFの長所
①料金プランが豊富
単品購入(2枚)から定額料金まで自分のダウンロードしたい枚数にあったプランが選べます。
そんなに多くダウンロードしない方にはおすすめです。
②単品価格が安い
他のサイトに比べて単品購入時の料金が安いです。2枚からダウンロードが可能で1,107円から使えます。
例えばShutterstockでは1枚1,200円、Adobeストックでは1枚1,180円なので、格安と言えます。
123RFの短所
①種類が少ない
他の有料画像素材サイトと比べて素材の種類が少ないです。
数多くの画像から選定したい方には向かないです。
②ダウンロード制限が厳しい
定額プランでは1日5枚、プレミアムプランでは1日に26枚とダウンロード制限があります。
定額プランだと1日5枚しかダウンロードできないので数多くダウンロードする方には向きません
まとめ
今回高品質で使いやすい有料素材サイト4選紹介してきました。
それぞれ特徴がありご自身にあったサイトを選んでいただければと思います。
私はこの中でもShutterstock・PIXTAは高品質で使いやすくておすすめです。
個人で使うには少し高いですが、法人ならどちらかでいいのではないかと思います。
是非参考にしてみてください。