2022年4月11日(現地時間)、Meta社は同社が運営するメタバース「Horizon World」内でクリエイターが収益化を行うための様々なテストを開始すると発表しました。
※Horizon WorldはMeta社が運営するメタバースのプラットフォーム。
2019年に「Facebook Horizon」として発表し、2021年10月に「Horizon World」と改称しています。
まずは少数のクリエイターを対象に仮想アイテムやエフェクト、ワールドへの入場チケットなどを販売できるようにしテストを行うとのこと。
購入できるのは18歳以上のアメリカ人とカナダ人に限る。
Today we're announcing new tools for creators to start making money from their builds. It's just the start and we want to get this right so we'll first be testing these features with a few creators. Read more about the details here: https://t.co/dVQuHucdHu pic.twitter.com/RFZoKhDErG
— Horizon Worlds (@HorizonWorlds) April 11, 2022
Horizon Worldで販売する商品はサードパーティー経由かMetaが運営するMeta Quest Store経由となり売上から販売手数料が引かれ、さらにプラットフォーム手数料が差し引かれた後クリエイター支払われることとなります。
<アイテムを1,000円で販売した場合の手数料例 ※販売サイトMeta Quest Storeの場合>
Meta Quest Store(手数料30%):1,000円×30%=300円
Horizon Platform(手数料:25%):700円×25%=175円
1,000円-300円-175円=525円←クリエイター残り
メタバース内で売買ができる仕組みが構築されるとプラットフォーマーは手数料収益を得るためユーザー数を確保するアップデートなどが盛んに行われていくと予測されます。