2022年2月28日(現地時間)、Instagram社は最大60分の動画を投稿できる「IGTV」のアプリ提供を終了させることを発表しました。今後はInstagramでの動画の作成・視聴方法のシンプル化やリール機能の強化に注力していくとのことです。
IGTVアプリは2018年に提供開始、同時にInstagram内でも機能追加されました。ストーリーズは15秒、フィードでは最大10分までなのに対し、IGTVでは最大60分の長い動画を投稿が可能でした。
TechCrunchによるとInstagramのユーザーが世界で10億人以上いるのに対し、IGTVアプリのダウンロード数はリリースから18ヶ月で最大700万人ほどだったとのこと。Instagram社はIGTVの人気が芳しくないことから、2021年10月Instagramのフィード動画とIGTVを統合、当時はIGTVアプリはリブランドするとしていました。
そこから一転、今回の発表に至りました。Instagram社はユーザーの求める楽しいショート動画を提供できるリール機能を推奨、2022年中には新たな広告機能の追加を予定しており、リールに関する機能の充実化が予測されます。
綺麗な写真を投稿するプラットフォームとして幅広く親しまれているInstagram。
リール動画のさらなる普及により、既に確立したポジションからどのような変化を遂げていくのか注目です。