2022年2月21日、アドビ株式会社はN高などを運営する角川ドワンゴ学園と共同で、「Photoshop」や「Illustrator」などの操作を教える教材を開発したと発表しました。教材はホームページで無償で公開されており、誰でも閲覧可能です。
対象となるのは画像編集アプリ「Adobe Photoshop」、グラフィックデザインアプリ「Adobe Illustrator」、ビデオ編集アプリ「Adobe Premiere Rush」。公開される教材は以下4点です。
■現在公開中
1. Google WS+Illustratorで、生徒が自学自習できる授業 -イラストレーター入門編-
2. Google WS+Photoshopで、生徒が自学自習できる授業 -フォトショップ入門編-
■3月公開予定
3. 推しメシプロジェクト -Photoshopで「食べたくなる」をデザインする-
4. プロモ動画制作プロジェクト -Premiere Rushで15秒動画を制作する-
主に学校での活用を意図したものですが、アドビアカウントへログインしていれば、誰でも教材の閲覧・ダウンロードが可能。アドビアカウントは無償で作成できます。また、教材として使用する際にアドビや角川ドワンゴ学園への報告は不要とのことです。
アドビ社は教材を無料配布する理由について「中高生のデジタルリテラシー向上に資する教育コンテンツを普及させるため」と説明しています。
画像や動画編集で広いシェアを持つアドビ製品。
こうした教材に触れることで、よりアドビ製品の認知が広まるとともに、
クリエイティブに対する興味の入口として良い効果を生み出すことが期待されます。