2022年1月11日(火)、Yahoo! JAPANはスマートフォン向けアプリ「Yahoo!防災速報」が、災害時の状況を地図上にまとめて表示する「災害マップ」に「Twitterの投稿を表示させる」機能を追加したことを発表しました。
災害マップは公的機関や報道機関、NPOや一般ユーザーから寄せられた災害情報を地図上でリアルタイムで確認できる機能です。
今回、同社運営の「Yahoo!リアルタイム検索」と連携し、写真や動画付きのTwitterの投稿が表示されるようになりました。
同社が提供する、気になるワードのTwitter上の反応を検索するサービス「Yahoo!リアルタイム検索」のうち、"事故・災害"タブに表示されるツイートの一部を災害マップに表示。
AIを活用した防災・危機管理事業に取り組む株式会社Specteeとの協力のもと、位置情報を取得でき、なおかつ気象災害(台風、地震、大雨など)に関する投稿のみを抽出して表示させるとのことです。
災害時に現場の声が即時に災害マップに反映されるため、リアルタイムで災害状況をより把握しやすくなるようになることが考えられます。
一方、Twitterでのデマ情報が表示される危険性も考えられますが、災害マップに表示されるツイートは位置情報や写真を元に選別されるため、一定の信頼性が保たれることが期待できます。