2021年11月30日(現地時間)、Twitter社は個人情報に関するポリシーを変更し、個人が映る写真・動画を本人の許可なく投稿することを禁止すると発表しました。
Twitter上に個人の身元の特定できる写真・動画の悪用、プライバシーの侵害を懸念が高まっているため、今回のポリシー変更がなされたとのことです。
(Google翻訳ママ)
画像の共有は、Twitterでの人々の経験の重要な部分です。写真を公開するかどうかは、人々が選択できる必要があります。そのために、私たちは個人情報ポリシーの範囲を拡大しています。
本日より、個人の画像や動画などの個人メディアを無断で共有することはできません。人々の個人情報を公開することも、他の人にそうするように脅迫または奨励するのと同様に、ポリシーの下で禁止されています。
昨今SNSでは、炎上した人や犯罪者への私刑、あるいはリベンジポルノ等の目的で写真や動画を無断で投稿し、プライバシーを侵害する行為がよく見られます。
また、芸能人がマスコミ報道に対して率直に苦言を呈することも増え、例えば俳優の福山雅治さんは自身のラジオで、「僕の子供が幼稚園に通う道で、全然知らない人が写真をとっている。写真を掲載する媒体、編集の方、全然知らない様々な人が僕の子供の顔の知っていて、データを持っている。これはとても恐ろしいこと。」と懸念を述べています。
Twitter社は2019年に電話番号、メールアドレス住所、クレジットカード情報等の個人情報を含むツイートを禁止しましたが、今回はそれに加えて、画像・動画も個人情報であると正式に認めた形。時代の流れを汲んだポリシー変更を言えるでしょう。
2021年12月1日現在は英語版のTwitter、ブログのみでの発表で、英語版のポリシーしか更新されていませんが、近々日本語でも発表・更新されることが予想されます。