Twitterがビジネスやクリエイター向けの商用アカウント「Twitter Pro」(または、twitter for professionals)を一部ユーザーに向け実装を開始していることが明らかになりました。
「TwitterPro」が実装されている場合は、アカウントのプロフィールの編集画面からProアカウントへの切り替えが可能。
また、スマホアプリはサイドバー、PCは“…”(もっと見る)からでも「TwitterPro」の変更ボタンにたどり着けます。
プロアカウント切り替えはInstagramと同様の手順を踏みます。
①アカウントに適した「カテゴリー」を1つ選択。
レストランや不動産、クリエイター向けのソーシャルメディアインフルエンサーなど、幅広く用意されています。選んだカテゴリーは任意でプロフィール画面に表示可能です。
②「ビジネス用」か「クリエイター用」かを選択して切り替え完了。
※カテゴリー、アカウントの用途はいつでも変更可能
Proアカウントの認定要件は以下です。
・Twitter利用者契約に複数回違反していないこと。
・アカウント名、自己紹介、プロフィール写真など、プロフィールのあらゆる項目が設定されていること。
・認証済みの個人情報がプロフィールで確認できること。プロフィールで他の人物、ブランド、組織の名を騙っていないこと、他者を欺く目的で偽の個人情報をプロフィールに掲載していないこと。ブランドや組織と直接提携している場合を除き、動物や架空のキャラクター画像をプロフィールに使用していないこと。パロディアカウント、ファンアカウントはProアカウントとして認証されません。
引用:Twitterビジネス公式サイト
現在は一部アカウントのみの実装ですが、フォロワー数の条件の名言もなく、様々なアカウントに対して実装されていることから、今後Instagramのプロアカウントのように、誰でも使用可能になることが予測されます。
また現状、日本で利用できるのは、設定したカテゴリーをプロフィールに表示させる機能と投稿を即座に広告に配信できるクイックプロモートのみ。Proアカウントに切り替えることによる大きな機能の変化は今のところありません。
アメリカではプロフィールページに商品を表示し、買い物が可能なTwitterショッピングという機能が先行実装されており、今後Proアカウントでの実装も考えているとのことです。
昨今、有料チケット制Spacesや、Twitterの投げ銭機能であるTipsなどTwitter上での収益化を軸にしたアップデートが多く見られます。本機能そのものによる影響はほとんどありませんが、今後Twitterのビジネス利用がより活発になる前兆のようにもとれます。
Twitterの今後のアップデートにも目が離せません。