2021年10月28日(現地時間)、米Facebook社は社名を「Meta(メタ)」へ変更したと発表しました。今後はメタバース(仮想空間サービスの総称)に関連するサービスの開発を強化していくとしています。
同社のAR/VRチームである「Facebook Reality Labs」は「Reality Labs」に、2014年に買収したVRヘッドセットブランド「Oculus」も「Meta」へ変更していくとしています。
なお、同社のサービスの「Facebook」や「Instagram」、「Messenger」、「WhatsApp」のブランド名は維持されます。
■Facebookのメタバースへの取組
2014年3月 Oculus社を約20億ドル(約2,100億円)で買収が決定
2016年12月 ソーシャルVRアプリ「Oculus Rooms」をリリース
2017年4月 ソーシャルVRアプリ「Facebook Spaces(ベータ版)」の配信開始
2019年7月 ソーシャルVRアプリ「Oculus Venues」をリリース
2019年9月 ソーシャルVRアプリ「Facebook Horizen」を発表
2021年8月 VR会議ツール「Horizen workrooms(ベータ版)」を配信開始
2021年9月 メタバース開発に5,000万ドル(55億円)の投資を発表
2021年10月 「Horizen worlds(旧Facebook Horizen)」のクリエイター支援ファンドを設立
2021年10月 メタバース構築にむけ、EUにて今後5年間で1万人の新規雇用を発表
※2019年にOculus Rooms、Facebook Spacesは廃止
同社はメタバースを「社会のつながりの次なる進化」と捉え、マーク・ザッカーバーグ氏は人々との交流や学習、遊びなどメタバースで実現させるための開発をおこなっていくと、メタバースについてのビジョンを語っています。
VR元年と言われる2016年から4年、とうとう世界的大企業が仮想現実サービスの開発を強化し始めました。
マーク・ザッカーバーグ氏は「今後10年で10億人を超えるユーザーがメタバースにいることを期待している」とのこと。
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