2021年6月25日午前0時(日本時間)、Microsoftが「Windows 11」を2021年後半にリリースする予定であることを発表しました。
サポートは2025年に終了する見込み。アップグレードは無償です。
Windows11の新機能と廃止機能
2021年のうちにリリースされる「Windows 11」では「Windows 10」の一部機能を廃止し、新機能が追加されます。
主な新機能は
- 複数ウィンドウの配置をテンプレートにした「Snap Layout」
- ゲームのロード時間を短縮する「DirectStorage」
- ゲームの画面をより鮮やかにする「Auto HDR」
- AndroidアプリがWindowsでも動作可能
廃止される主な機能は
- タブレットモード
- タスクバーの位置の変更
- システム起動時のCortanaの起動
- Internet Explorer
などが挙げられます。
なお、Internet Explorerについては、2022年6月15日(日本時間16日)にアプリケーションの提供とサポートが終了することがすでに発表されています。
※「Windows10はWindowsの最後のバージョン」とされていましたが、アップデートでは収まらない機能変更となったため、メジャーバージョンを上げるに至ったと思われます。
Windows 11はAndroidアプリにも対応
Windows11ではAmazon アプリストアからAndroidアプリをインストールして動かせるようになります。今まではPCではWeb版のGooglePlayにあるアプリしかインストールできなかったので、これは大きな変更と言えるでしょう。
しかも、アプリ内で自社またはサードパーティのコマースを使用すれば、アプリ開発者はMicrosoftに売上手数料を支払う必要がありません。
GooglePlayでは15~30%の売上手数料がかかりますので、今後はAmazon アプリストアにてWindows対応のAndroidアプリを展開する開発者が増えることが予想されます。