2022年1月27日(現地時間)、ゲーム配信サービス「Steam」を提供するValveは、Steamのゲームが遊べる携帯ゲーム機「Steam Deck」を2月25日から発売を開始すると発表しました。
まずはアメリカ・カナダ・欧州連合・イギリスで発売され、日本での発売は未定です。
厳密には2月25日から事前予約を行ったユーザーへ注文受付用のメール送信を開始され、受け取ったユーザーは72時間以内に手続きするとで購入が可能になるとのこと。商品は28日より随時出荷されます。
価格は内部ストレージの容量によって3つに分けられます。
64GB eMMC内部ストレージ:399ドル(日本円で約46,000円)
256GB SSD内部ストレージ:529ドル(日本円で約61,000円)
512GB SSD内部ストレージ:646ドル(日本円で約75,000円)
※日本円は1/28時点での為替換算
Steamのゲームをプレイするには本来、高性能なPCが必要となりますが、それと比較すると低価格な携帯機で遊べるのがSteam Deckの強み。
またSteamで配信されている5万本以上のゲームを購入してプレイでき、比較対象となりがちなNintendo Switchのゲーム数は約5,000本に対し10倍のタイトル数となります。
ただNintendo Switchには「ゼルダ」や「マリオ」、「スマッシュブラザーズ」といった人気タイトルも多く、本数だけでは比較が難しいところ。
ユーザーからはSteamはPCゲームのため携帯機で画質が落ちるのではないかという懸念もでていますが、Nintendo Switchの独占場と言っても過言ではない携帯ゲーム機市場で、Steam Deckがどれほどシェアを獲得できるのか注目されています。