2022年1月13日(現地時間)、メタバースサービスの先駆けと言われている「Second Life(セカンドライフ)」を運営するLinden Labは、創業者であるフィリップ ローズデール氏が同社に戦略アドバイザーとして再参加したと発表しました。
Second Lifeは3DCGで作られたインターネット上の仮想世界で、ユーザーが現実世界とは異なった生活を送ることができるメタバースサービスです。
2003年のリリース後、爆発的にユーザーが増加し話題となりましたが、想定を超えるサーバーへの負荷や通信速度の問題で不満が多く一気ユーザーが減少しました。
創業者であるフィリップ ローズデール氏は、2008年にLinden LabのCEOから会長職に就任後、2010年に一時CEOへ復帰。その後2013年に3D音響効果などを開発する空間オーディオ企業High Fidelity(ハイ フィデリティ)を立ち上げ、Linden Labから退いていました。
Meta社のメタバース事業の強化といった発表などメタバース関連サービスの流行に伴い、再参加となったようです。
2003年から継続してサービス提供を行っているSecond Life。これまでの運用で蓄えてきたノウハウを活かし、再度ユーザーを獲得し巨大なプラットフォームへと成長できるか、注目が集まっています。