2021年11月29日(現地時間)、Twitterの共同創業者ジャック・ドーシー氏はTwitter社のCEOを辞任するとTwitterで発表しました。
後任には現CTOのパラグ・アグラワル氏が就任します。
ジャック・ドーシー氏がCEOを辞任するのは今回で二度目。
一度目は、2007年CEO就任の翌年、2008年に経営能力不足と株主に判断され辞任(会長に就任)。2015年にCEOへ復帰しましたが、今回二度目の辞任となりました。任期中は取締役を継続しますが、任期満了後は取締役も辞任し完全にTwitter社から離れるとのことです。
今回の公開した全社宛書簡には、辞任の理由として、会社は創業者主導から解放されるべきだと考えていること、また新CEOとなるパラグ ・アグラワル氏、新取締役会議長となるブレット・テイラー氏及び全社員に対する信頼から、今がその適切なタイミングだと判断したことが記されています。
なお、ジャック・ドーシー氏はモバイル決済サービスSquare(スクエア)のCEOは継続するとのこと。最近では「Squareとしてビットコインのマイニング端末の開発を検討している」とツイートしたように仮想通貨への関心を高めており、新たな仮想通貨事業を始めるのか?といった噂も出ています。
Twitter社はTwitterでは独自通貨を発行しないと断言しているため、Squareでは仮想通貨を使ったサービスを始めるのか?または新しい仮想通貨を開発するのか?といったことが今後注目されています。