2021年11月4日(現地時間)、Instagramは投稿リンクがTwitter Cardに対応したことを公式Twitterで発表しました。
Instagramの投稿リンクをTwitterに投稿すると、サムネイル付きのカードとして表示されます。Instagramは2012年にTwitter Cardへの対応を廃止をしており、実に9年ぶりの復活となります。
They said it would never happen… Twitter Card previews start rolling out TODAY. 👀
— Instagram (@instagram) November 3, 2021
Now, when you share an Instagram link on Twitter a preview of that post will appear. 🙌 pic.twitter.com/XSZRx9dzd1
従来はInstagramの投稿をTwitterでシェアをしてもリンクのみの表示だったため、何がシェアされたのかわからない状態でした。
今回Twitter Cardへ対応したことで投稿写真とInstagramアカウント名がTwitter上で確認できるようになりました。
ただし現状は、写真が複数枚ある投稿に対応はしておらず、1枚のみの投稿だけサムネイルが表示されます。
投稿枚数に縛りはあるものの、サムネイルが表示されて内容の透明性が増したことで、Twitterでの拡散やユーザー流入が起こりやすい状態になったと言えます。
また2021年10月27日には、ストーリーにURLリンクを貼り付ける機能が全アカウントで使用できるようになりました。
元はフォロワー数1万人以上のアカウントや、認証済みアカウントに限定解放されていた機能で、フィード投稿ではURLリンクは機能しないため、外部サイトへ誘導する手段として、ストーリーの活用の幅が広がるアップデートとなりました。
運営元の社名変更に続き、Twitterとの連携強化やリンクシェア機能の開放といったInstagramのサービス強化も続いています。
今後メタバース事業に注力するとし、5,000万ドル(約55億円)の投資や大規模な新規雇用を表明しているMeta社ですが、まだまだInstagramの動向からも目が離せません。