2021年7月12日(現地時間)、Googleは公式ブログにてGoogleドライブの新しいパソコン版アプリ「パソコン版 Google ドライブ」を発表しました。今後、数週間でWindows、macOSにて利用が可能になる予定です。
これまでGoogleドライブには、無料で利用可能な「バックアップと同期」、有料のGoogle Workspaceアカウントが必要な「ドライブ ファイル ストリーム」という2つのパソコン版アプリが提供されていました。
「パソコン版 Google ドライブ」は、両者を統合したアプリで、自分のPCからGoogleドライブ上のファイルに直接アクセスが可能。またユーザーや共同編集者が行った変更は自動で変更され、常に最新のファイルにアクセスすることができます。
詳しい違いについては、公式のヘルプにて発表されていますが(Google One ヘルプ)、今までよりも機能拡張されるという認識で問題ありません。但し、「バックアップと同期」にあった「特定のファイル拡張子を無視する」という機能のみが唯一廃止になっています。
目次
各ユーザーの対応方法
「バックアップと同期」を使用中のユーザー:
Googleは、「パソコン版 Google ドライブ」への移行を促す通知を今後数週間で行うことを発表しています。2021年10月1日以降は「バックアップと同期」にサインインできなくなるため、2021年9月30日までに移行することが必要です。
「ドライブ ファイル ストリーム」を利用しているGoogle Workspaceユーザー:
Google Workplace管理者ヘルプに「パソコン版 Google ドライブ」への移行に関する記事が公開されています。