2021年7月20日、アドビ株式会社がPremiere Pro 15.4をリリースしました。
音声のテキスト変換(文字起こし)、AppleM1 デバイスのネイティブサポートなど機能の追加、改善が行われています。
今回の追加・改善の主な点は以下となります。
音声テキスト変換(文字起こし)
音声テキスト変換機能は、2020年にベータ版、2021年に早期アクセスプログラムとして、申請者のみ使用可能でした。
動画から自動で文字起こしが可能なため、字幕編集作業がより効率的になります。
13言語に対応しており、日本語も含まれています。
Apple M1チップ搭載のMacのネイティブ対応
専用アプリを使用せずにPremiere Proの起動が可能になりました。
従来のintel搭載のMacと比較し、起動や再生、書き出しなどの動作の平均速度が80%も向上。
その速さは、ネット上でも評価されています。
レガシータイトルのソースグラフィック化機能
廃止予定のレガシータイトルのデータを、エッセンシャルグラフィックスに移行できるようになりました。
一からエッセンシャルグラフィックスでデータを作成しなおさなくて済むため、レガシータイトルユーザーへの救済措置となります。
その他、エッセンシャルグラフィックスの機能強化など、機能の追加改善が行われています。
Premiere Pro 15.4のリリース内容の詳細は下記から確認できます。
https://helpx.adobe.com/jp/premiere-pro/using/whats-new/2021-5.html
PremierePro 15.4のリリース内容は編集効率化に焦点を当てており、ユーザーにとっても有意義で、PremiereProのユーザー満足度はさらに高まることでしょう。